10年勤めた仕事を辞めて司書へ。わたしの人生を取り戻す選択(自己紹介)
はじめまして、そかをです。
数あるブログの中から、このページを開いていただきありがとうございます。
初めての記事となる今回は、わたしの自己紹介をさせてください。
なぜ10年続けた仕事を辞めようとしているのか、なぜこのブログを開設したのか、その理由を飾らず自分の言葉で書こうと思います。
もしあなたが今、「今の働き方をこのまま続けていいのだろうか」と悩んでいるなら、ぜひ最後までお付き合いください。
安定の裏側にあった「小さな違和感」
わたしは、大学卒業後に地元へ戻り、10年余り働いてきました。気が付けば30代です。
安定した仕事、世間的な信用、定期的な給与。
社会人として働く中で、多くのものを得ました。上司や同僚にも恵まれて、多くの経験を積みました。
一方で、胸の奥に芽生えた「小さな違和感」が年々大きくなっていきました。
社会的には正解とされるレールの上を歩んでいるはずなのに、いつしかこう考えるようになったのです。
「『間違いのない人生』を生きようとするあまり、いつの間にか『自分の人生を生きている感覚』を失っているのではないか」
わたしの仕事は、関係者との果てしない調整業務がメインです。
全員が納得する結論を導き出すことは、ほぼ不可能です。長期間にわたり、板挟みになりながら進める仕事は、毎日少しずつ神経を削られるような気苦労の連続でした。
さらに、年々増加する業務量に対して残業が常態化し、1日12時間以上働く日々が続いていました。
心身の疲労は慢性化し、次第に「疲れているのが当たり前」という、不自然な状況に陥っていきます。
休日に気分転換をする意欲さえ消え失せ、気づけば「仕事にいくために、土日を使って休む」という本末転倒な発想になっていました。
疲れ果てると、自分の能力が発揮できなくなります。
そして、「今の自分の能力では、期待されている役割を果たすことはできない」と感じるようになりました。この感覚は非常に辛いものでした。大きな不安がわたしを襲いました。
「この働き方を、あと30年も続けられるだろうか」
人生を変えた、1枚の写真
薄暗闇のような日々の中で、わたしの背中を強く押してくれた「1枚の写真」がありました。
昔使っていたスマートフォンの写真フォルダを何気なく整理していたときのことです。
画面に映し出されたのは、今から8年前、2018年に撮影した「情報資源組織演習のテキスト」の写真でした。
そこには、働き始めて間もないわたしが「いつか司書になりたい」という小さな希望を胸に抱き、泥臭くもがいていた形跡が残っていました。
「ああ、自分は昔から、同じように悩んで、司書になる夢を描いていたんだ」
その瞬間、確信しました。
一度でも「やりたい」と心から願ったものは、どれだけ時が経っても、いつかまた自分のもとに帰ってくる
胸に抱えていた正直な気持ちが、長い時間を経て、見つかったような気がしました。
同時に自分が抱いた違和感を見て見ぬふりしてきたことを、強く反省しました。
「もう、自分に嘘をつくのはやめよう。今度こそ、最後までやり遂げよう。」
「忙しいけれども、働きながらまずは司書資格をとってみよう。」
強く決意し、令和5年に近畿大学の通信教育部図書館司書コースへ入学しました。
働きながらのレポート作成と試験は想像以上に過酷でしたが、2年以上かけて、令和8年3月、念願の司書資格を取得することができました。
司書になるためのもう一つの武器:FP資格と1,200万円の資産形成
それと並行して、わたしはもう1つの武器を磨いていました。
ファイナンシャル・プランナー(FP)の資格取得です。
お金を増やしたかったというより、「人生の選択肢を増やす知識を身に付けたかった」というのが一番のモチベーションでした。
FPとして身に付けた知識を実践することで、これまでに約1,200万円の資産を形成することができました(令和8年4月末時点)。
この実績が、わたしを守ってくれる大きな心の盾となっています。
「生活のために辞められない」からの脱却
さて、世の中の多くの人は、仕事についてこう考えているのではないでしょうか。
・「なぜ仕事をしているの?」と聞かれれば、「生活のために稼ぐしかない」
・「今の仕事が好き?」と聞かれれば、「好きではないけど生活のために辞められない」
本当に切実な問題ですが、この思考から脱却することができなければ「今の仕事を続ける」以外に選択肢はありません。
これまでの人生で何度もこのマイナス思考を繰り返してきました。だから、辛いけれども、仕事を続けてきたのです。
しかし、わたしはこの思考から脱却しつつあります。
そして今、わたしはこれまでの安定したレールを外れ、司書として生きていく道を本気で考えています。
人生の本質とは、時に衝動的でありながらも、自分の意思で人生の軌道をコントロールしていくことだと思うからです。
もちろん、将来への不安は尽きません。
司書資格を取得したからといって、すぐに司書として就職できるわけではありません。
決して楽な仕事ではありませんし、雇用条件が低賃金で不安定なものが多く、現実は非常に厳しいです。加えて、実際に働いてみないことには、自分に向いているかもわかりません。
ですが、挑戦する前から諦めてしまっては、8年前、あの写真を撮ってくれた自分に顔向けができません。
待遇が厳しいなら、FPとして培った資産運用の力で生活の土台を作ればいい。
これがわたしの考えた司書になるための方法でした。
そうすれば、
「やりたい仕事(司書)」と「経済的な安定」は両立できるのではないか。
わたしは、それが可能であることを、自分自身の人生を使って証明したい。
それが、このブログを開設した最大の動機です。
このブログでお伝えしていくこと
このブログでは、かつてのわたしと同じように「自分の人生を取り戻したい」と願う人に向けて、以下の内容を発信していきます。
1. 30代・働きながら近畿大学通信教育部で司書資格を取得した実践記&攻略法
2. 専門性のある「かっこいい司書」になるためのトレーニング記録
3. 司書を目指す社会人のための、FP視点の実践的なマネープラン
「正解の人生」というものは、たぶんありません。
しかし、「自分で選んだ」と胸を張って言える人生は、今から作ることができます。
わたしの試行錯誤が、どこかで悩むあなたの小さな一歩になれば嬉しいです。
また、ブログを読んでいただいて、ご意見・ご感想・ご相談がありましたら、X(旧Twitter)のリプライ等を随時、お待ちしています。
令和8年5月 そかを
